鬼才ヴァイオリニスト佐藤久成さん 「東欧ロマン」 リサイタルに酔いしれる

 東京文化会館

佐藤久成さんリサイタルチラシ 【日本 音楽 ブログ】 

 音楽評論家の故宇野功芳氏鬼才」 「驚くべき才能 と言わしめた21世紀が誇るヴァイオリニスト、佐藤久成 (さとう・ひさや) さん。

 その最新のリサイタル 東欧ロマン が11月9日夜、東京・上野の東京文化会館で開かれ、約2時間半の圧倒的プログラムに酔いしれました。

 もう、この方の気宇壮大、縦横無尽な宇宙観を、何と表現してよいものやらわかりません。

 祖国ルーマニアとフランスで活躍した音楽家・エネスク (1881-1955) のヴァイオリン・ソナタを筆頭に、モラヴィア (現在のチェコ東部) 出身の作曲家・ヤナーチェク (1854-1928)、そしてウクライナ出身の作曲家・プロコフィエフ (1891-1953) のヴァイオリン・ソナタを、実力派ピアニスト・佐野隆哉 (さの・たかや) さんとの息の合った演奏により披露。
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演劇 『真情あふるる警告たち』、いよいよ本日8/18開幕〜20日まで 動画も公開

  演劇ショート動画

 【東京 演劇 ブログ】
 故二井康雄がタイトルの書き文字を担当した演劇 真情あふるる警告たち――花森安治と「戦争中の暮しの記録」 が、いよいよ本日開幕します (8月18、19、20日、東京・麻布区民センターホール)。

 生活総合雑誌 「暮しの手帖」 の読者投稿から生まれ、半世紀以上にわたりロングセラーを続ける 『戦争中の暮しの記録』 (暮しの手帖社)。
 「暮しの手帖」 の初代編集長、花森安治さんは当時、編集部員たちとともに全身全霊を傾けて、一冊の記録をまとめ上げたといわれています。

 この 『戦争中の暮しの記録』 を、満を持して舞台化したのが 『真情あふるる警告たち――花森安治と「戦争中の暮しの記録」』 です。
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『戦争中の暮しの記録』 堂々の舞台化! 「真情あふるる警告たち」、8月上演へ

『真情あふるる警告たち』チラシ表 【東京 演劇 ブログ】

 生活総合雑誌 「暮しの手帖」 の読者投稿から生まれ、半世紀以上にわたりロングセラーを続ける 戦争中の暮しの記録 (暮しの手帖社)。

 市井の人々が、あの戦争中に何を考え、何を思い、どんなふうに暮らしていたのか?

 投稿を呼びかけると、予想をはるかに上回る多くの原稿が寄せられ、当時の編集長、花森安治さんと編集部員たちは全身全霊を傾けて、一冊の記録をまとめ上げたといわれています。

 この 『戦争中の暮しの記録』 を、満を持して舞台化した 真情あふるる警告たち――花森安治と「戦争中の暮しの記録」 が8月18日(金)から
20日(日)まで、東京・六本木の麻布区民センターホールで上演されます (2021年公演の再演)。
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坂本龍一さんと大貫妙子さん

「UTAU」ほか 【日本 音楽 ブログ】

 3月28日に71歳で逝去された音楽家の坂本龍一さん。

 多感な少女時代から隠れファンだった私は、その悲しみと喪失感を埋めるように、折にふれて彼の音楽を聴いています。

 初期のYMO作品はいわずもがな。 初のソロアルバム 「千のナイフ」 と室内楽風にリアレンジしたコンピレーション・アルバム 「1996」 のCDは、もはや擦り切れるほど聴き込んだ愛聴盤となっています。

 そして最近、聴き直しているのが、シンガーソングライターの大貫妙子さん (69) とのコラボレーション・アルバムのいくつか。 坂本さんは大貫さんの楽曲のアレンジを数多く手がけているからですが、二人の共作を改めて聴いているわけは、実はそれだけではありません。
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舞台から語りかけてきたリアルさ――「真情あふるる警告たち」

「真情あふるる警告たち」-1 【東京 演劇 ブログ】

 生活総合雑誌 「暮しの手帖」 の読者投稿から生まれ、半世紀以上にわたりロングセラーを続ける 『戦争中の暮しの記録』 (暮しの手帖社)。

 この 『戦争中の暮しの記録』 を刊行以来、初めてお芝居にした演劇集団 「いたわさ」 第14回公演 真情あふるる警告たち が9月10日(金)〜12日(日)、東京・六本木の麻布区民センターホールで上演され、千穐楽の12日、しみじみと鑑賞しました。

 市井の人々が、あの戦争中に何を考え、何を思い、どんなふうに暮らしていたのか?
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初舞台化!「真情あふるる警告たち」、まもなく上演

 「しんぶん赤旗」2021年9月3日付

 【東京 演劇 ブログ】
 生活総合雑誌 「暮しの手帖」 の読者投稿から生まれ、半世紀以上にわたりロングセラーを続ける 『戦争中の暮しの記録』 (暮しの手帖社)。

 この 『戦争中の暮しの記録』 を刊行以来、初めて舞台化した 真情あふるる警告たち がいよいよ9月10日(金)〜12日(日)、東京・六本木の麻布区民センターホールで上演されます。

 タイトルの書き文字を家人の二井康雄が担当しましたが、そのことなどに関心を持ってくださった「しんぶん赤旗」 から依頼いただき、家人が同紙に寄稿しました (9月3日付 「文化の話題」 欄 掲載)=写真。
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『戦争中の暮しの記録』 を初舞台化! 「真情あふるる警告たち」、9月上演へ

「真情あふるる警告たち」チラシ表 【東京 演劇 ブログ】

 生活総合雑誌 「暮しの手帖」 の読者投稿から生まれ、半世紀以上にわたりロングセラーを続ける 戦争中の暮しの記録 (暮しの手帖社)。

 市井の人々が、あの戦争中に何を考え、何を思い、どんなふうに暮らしていたのか?

 投稿を呼びかけると、予想をはるかに上回る多くの原稿が寄せられ、当時の編集長の花森安治と編集部員たちは全身全霊を傾けて、一冊の記録をまとめ上げたといわれています。

 この 『戦争中の暮しの記録』 を刊行以来、初めて舞台化した 真情あふるる警告たち が9月10日(金)〜12日(日)まで、東京・六本木の麻布区民センターホールで上演されます。

 タイトルの書き文字を、家人の二井康雄が担当しました。
 「伝説の編集長、花森安治を知る最後の編集部員の一人」 などと紹介されることがあり、本人はやたらと頭をかいています…… (笑)。
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ポルトガルギター&マンドリンの 「マリオネット」 コンサートで涙、涙…

 赤坂区民センター・ホール

マリオネットの写真 【日本 音楽 ブログ】

 ポルトガルギター&マンドリンの2人組のアコースティックユニット マリオネット のコンサートに行ってきました (12月19日、赤坂区民センター)。

 どこか哀愁を帯びながら、それでいてきらびやかな音色をあわせ持ったポルトガルギターを弾きこなすのは、湯淺隆 (ゆあさ・たかし) さん。 「日本におけるポルトガルギターのパイオニア」 といわれています。

 また、マンドリンや奏者の少ないマンドリュートを担当するのは、吉田剛士 (よしだ・ごうし) さん。 マンドリン・オーケストラを主宰したり、日本マンドリン連盟副会長の肩書きをお持ちだったりと、まさに 「日本のマンドリン界をリードする」 存在です。
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「究極のE’ros展」 好評開催中! 2/1まで 銀座の「STAGE-1」で

「究極のE’ros展」 【東京 展覧会 ブログ】

 展覧会のご案内です。

 今日1月27日(月) から2月1日(土) まで、銀座のギャラリー 「STAGE-1」 (ステージワン) で 究極のE’ros展 (エロス展) というグループ展が開かれています。

 作家さんは計12名。

 「週刊文春」 のご長寿連載! 「淑女の雑誌から」 の粋なイラストでおなじみの種村国夫さんが出品されているほか、家人の二井康雄が書き文字作品を5点ほど出品しています。

「STAGE-1」

東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階 

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春の浅草に鳴り響く、再び――演劇 「蒲田行進曲」 のご案内

「蒲田行進曲」チラシ 【東京 演劇 ブログ】

 この春、浅草に、あの名作 蒲田行進曲 が再び鳴り響きます!

 俳優の田谷野亮 (たやのりょう) さん率いる劇団 たやのりょう一座 が、つかこうへいの代表作のひとつ 「蒲田行進曲」 をこの3月末、浅草・木馬亭で上演します。

 映画製作に関わる人たちの悲喜こもごもの日々を描いた傑作戯曲。
 あの伝説の “階段落ち” が、切なくも熱き人間模様が、圧倒的迫力をもって舞台の上で繰り広げられます。

 主役の銀四郎に座長の田谷野亮さん、小夏に中村静香さん、ヤス役に小谷けいさん。
 演出は、すでに36年前に 「蒲田行進曲」 を上演された 「劇団☆新感線」 のこぐれ修さん。

 メイン・ビジュアルの題字 「蒲田行進曲」 と、一座のロゴ 「たやのりょう一座」 の書き文字を、家人の二井康雄が担当しました。
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