ガンダムの安彦良和氏の著書に、な、なんと、私が出てきて驚いた件!

『原点 THE ORIGIN』_1 【図書 アニメ ブログ】

 教えてくれる人があり、『機動戦士ガンダム』 のキャラクターデザイナーである漫画家の安彦良和 (やすひこ・よしかず) 氏と、東奥日報記者・斉藤光政 (さいとう・みつまさ) 氏の共著となる 原点 THE ORIGIN―戦争を描く、人間を描く (岩波書店、2017年) になんと! 私めの文章が引用されているというので、ぶったまげました!!

 驚きのあまり、つい、はしたない言葉遣いをしてしまいましたが…… (汗)。

 なんでも安彦氏は、弘前大学全共闘の元リーダー。 学生運動の闘士からサブカルチャーのアイコンへ、異色の転身を遂げた人物なのだそうです。

 本書は、そんな安彦氏の数奇な半生に迫り、「原点」 にある世界観や人間観をひもといたアニメ・漫画ファンのバイブルともいえる一冊。

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『続・怪談和尚の京都怪奇譚』 7日間ブックカバーチャレンジ その7日目

『続・怪談和尚の京都怪奇譚』 #7日間ブックカバーチャレンジ
 #bookcoverchallenge 7日目 (最終日)

 三木大雲著 『続・怪談和尚の京都怪奇譚』 (文春文庫、2019年刊、書き下ろし)

 漫画家の楳図かずおさんの弁でしたか、「笑いと恐怖は紙一重」 とよく言われます。

 私も、中国笑話や日本の落語に興味がある一方で、ホラー映画や怪談、奇談にはゾクゾクしながらも惹かれるたちです。
 とはいえ、ちまたで人気の実話をウリにした怪談集などは、どこか胡散臭い感じがして、あえて求めはしませんでした。

 そんな私が、週刊誌だか夕刊紙だかの小さな書評を目にして、思わず入手したのが本書。 京都・蓮久寺の三木大雲 (みき・だいうん) 住職がこれまでに受けたリアルな相談・体験談に、みずからの説法を織り交ぜた 「新しい怪談」 とあったからです。
 住職さんがじっさいに見聞きした話なら信用できるかも? と思い、ドキドキしながら文庫のページをめくりました。
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『私の戦争』 7日間ブックカバーチャレンジ その6日目

黒木和雄著 『私の戦争』 #7日間ブックカバーチャレンジ
 #bookcoverchallenge 6日目

 黒木和雄著 『私の戦争』 (岩波ジュニア新書)

 「TOMORROW/明日」、「美しい夏キリシマ」、「父と暮せば」 (井上ひさし原作)、「紙屋悦子の青春」 といった一連の “戦争レクイエム” 作品で知られる映画監督、黒木和雄さん (1930−2006)。
 その監督人生の後期から晩年にかけて、戦争をテーマにした作品を多く手がけられました。

 それにしても黒木監督はなぜ、戦争を描いた作品を撮り続けたのでしょう。
 監督にとって戦争とは何だったのか?
 原爆と戦争が人にもたらしたものとは――?

 その答えが、みずからの痛切な戦争体験を重ねてつづった本書にあります。
 小中学生から大人まで幅広い世代が読めるやさしい語り口で、戦争の無意味さ、不条理さを静かに訴えているのです。

 いささか脱線しますが、2004年秋、北京で開かれた映画イベント 「日本映画祭2004」 に 「父と暮せば」 を携えて参加された黒木監督に、インタビューしたことがあります。
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『アテレコあれこれ』 7日間ブックカバーチャレンジ その5日目

『アテレコあれこれ』 『COLUMBO! COLUMBO!』(Vol.6) #7日間ブックカバーチャレンジ
 #bookcoverchallenge 5日目

 額田やえ子著 『アテレコあれこれ―テレビ映画翻訳の世界』 (中公文庫)

 もう一昨年になりますが、2018年は刑事ドラマの金字塔 刑事コロンボ のアメリカでの放送開始から50年となる節目の年でした (日本では1972年〜放送)。

 NHK・BSで特番や再放送が組まれたり、各地で記念イベントが開かれたりと、ちょっとしたお祭りムードに。 元編集者の家人の関係でも、「刑事コロンボ」 研究のスペシャリストで、『刑事コロンボ読本』 など著書多数の町田暁雄さんを迎えたトークイベントを開きました。

 そんなこともあって、イベントを前に予習・復習とばかり、コロンボのDVDを一から見直したのですが、興味深いことに気づきました。
 DVDの字幕と、ピーター・フォーク演じるコロンボら登場人物のセリフがまったく (と言っていいほど) 違うのです!
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『花森安治のデザイン』 7日間ブックカバーチャレンジ その4日目

『花森安治のデザイン』 #7日間ブックカバーチャレンジ
 #bookcoverchallenge 4日目

 暮しの手帖社編集 『花森安治のデザイン』 (暮しの手帖社)

 生活総合雑誌 「暮しの手帖」 の初代編集長、花森安治 (1911−1978)。

 徹底した取材・執筆はもとより、名物企画の 「商品テスト」 の実施、さらに表紙画からカット、レイアウト、新聞広告にいたるまで、編集・制作・宣伝のすべてを手がけました。

 その煌めく才能により、今もなお 「希代の編集長にして伝説のマルチ・アーティスト」 「さまざまな才能を持った、真のジャーナリスト」 などと称されています。

 2016年には 「暮しの手帖」 の創業者、大橋鎭子の生涯をモチーフにしたNHKの連続テレビ小説 「とと姉ちゃん」 で、花森安治をモチーフにした個性的な編集長を、俳優の唐沢寿明さんが熱演して話題となりました。
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『クラシック批評こてんぱん』 7日間ブックカバーチャレンジ その3日目

『クラシック批評こてんぱん』 #7日間ブックカバーチャレンジ
 #bookcoverchallenge 3日目

 鈴木淳史著 『クラシック批評こてんぱん』 (洋泉社・新書)

 クラシック評論 なんて話題に出したら、「何それ?」 「カタい」 「見ない」 といった反応が返ってくるのが普通かもしれません。

 本書は、そんなクラシック音楽批評に抱くおカタいイメージを180度転換させ得る、ユニークすぎる “再批評本” です。

 クラシックや音楽批評に詳しい著者が、いささか大仰だったり、慣用表現や常套句を多用したり、生々しく本質を突いたりと、特異な表現世界が広がる “音楽評論” そのものを 「もっと楽しく読もう」 とススメる一冊。 

 例文をいくつも挙げながら、それに対して毒舌&ユーモアたっぷりに再批評しているところがなんとも面白く、思わず手に取ってしまいました。
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第1回「忘れられない中国滞在」受賞作品集 『心と心つないだ餃子』、好評発売中!

『心と心つないだ餃子』 【日本 図書 ブログ】

 中国関係の書籍を出版している 日本僑報社 (東京・西池袋、段躍中編集長) はこのほど、今年の第1回 「忘れられない中国滞在エピソード」 の受賞作品集となる 『心と心つないだ餃子』 を刊行しました。

 全国各地の書店やオンライン書店で好評発売中です!

 同滞在エピソードは、日中平和友好条約締結40周年の今年、これを記念し、日本人を対象として、忘れられない中国滞在の経験をテーマに募集した日本語の作文コンクール。

 これは日中国交正常化45周年の昨年開催し、好評を博した 「忘れられない中国留学エピソード」 (同社主催) の拡大版でもあります。
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東大・中文の藤井省三教授、コラム第6回― <村上春樹の中の「南京事件」―新作『騎士団長殺し』における中国>

『騎士団長殺し』 第1部 【中国 コラム ブログ】

 現代中国語圏の文学と映画を専門とされる、東京大学の藤井省三教授が、『日本経済新聞』 中国語ネットの 「日経中文網」 に連載されているコラムの第6回がこのほど、公開されました。
 藤井教授ご本人より、お知らせをいただきました。

 連載コラムは 「老外汉学家的车轱辘话」 (老外漢学家の繰り言) という、なんともユーモラスなタイトルです。

 そして、今回のテーマは <村上春樹の中の「南京事件」 ―― 新作『騎士団長殺し』 における中国
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本日発売の二井康雄著 『ぼくの花森安治』、たちまち重版!!

『ぼくの花森安治』 【日本 図書 ブログ】

 NHKの連続テレビ小説 とと姉ちゃん が話題ですが、ドラマでは描ききれなかった生活総合誌 「暮しの手帖」 の真実が、ここに余すことなく明かされます!

 ドラマのモチーフとなった 「暮しの手帖」 創業者の大橋鎭子さんと、伝説的編集長・花森安治さんを語れる数少ない人物が、満を持してペンをとりました。

 家人である二井康雄の初の単行本 ぼくの花森安治 (CCCメディアハウス) が本日、発売となり、発売日を前に重版決定!の連絡を出版社よりいただきました。

 これもドラマの人気のおかげ。 出版不況のご時世にじつに珍しくありがたいことと、2人して喜んでいるところです。
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