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『日本と中国』 紙で紹介いただきました & 思い出したこと 

『日本と中国』 2014年4月1日号 【日本 新聞 ブログ】
 公益社団法人日本中国友好協会 (東京・神田) の機関紙 『日本と中国』 4月1日号のコラム 「FOCUS (フォーカス)」 で、同協会顧問の古島琴子さん (一般社団法人中国研究所所員) が 「中国の若者に好まれる日本のアニメ」 と題した一文を書かれています。

 日本のアニメや漫画が中国の若者たちにどう受け入れられているか、いくつかのケースを挙げられた上で、私が昨年、北京の大学で取材したアニメ・漫画の 「同人交流会」 のレポート (ニッポンドットコム) の一部もご紹介くださいました。 ありがとうございます!

 私のレポートはともかくとして、興味深かったのは、NPO東京都日中友好協会と北京市人民対外友好協会との青少年交流事業に2009年からアニメ交流団が加わり、「ジブリ美術館参観や札幌のアニメ学院での交流などを行っている」 という報告。
『日本と中国』 2014年4月1日号 日中関係が難しい時期にある中、「今年は1月に第5回アニメ交流団41人を迎えることができた」 そうです。

 政治を超えるかのようなアニメの力に改めて驚くとともに、日本はこうした世界に誇れる文化をもっともっと大切にすべきでは? と思いました。 中国でも感じましたが、日本のアニメや漫画といったソフトパワー (文化力) には、想像以上の強さと普及力があるからです。

 ジブリ美術館で思い出したことがあります。
 東京都の多摩地域、三鷹市に位置するジブリ美術館は、私の今の住まいから程近いところにあります。
 灯台下暗しなのか? 「いつでも行かれる」 という安心感から、実はまだ訪れたことがありませんが……(苦笑)。
 そういうわけで、最寄駅のJR三鷹駅では最近、外国人客を多く見かけるようになりました。

 これは昨年秋のこと。 三鷹駅前で、数人の警官に職務質問されていた女性3人のグループを見かけました。 中国語が聞こえてきたので、思わず声をかけてしまいましたが、いろいろ考えさせられた……そんな出来事がありました。
 ツイッターに投稿していたので、改めてここに転載させていただきます。

―・―・―・―・―・―・―・

【今日の出来事 曄/圭匹任陵僂鮑僂泙察都下のJR某駅まで戻ると、駅前で数人の警官に職務質問されている女性3人の姿が目に入った。すれ違いざまに聞こえてきたのは中国語。警官はカタコトの英語と筆談で、四苦八苦している様子だった。それで思わず声をかけてみた。(続く) 2013.11.26

◆,修両譴如△砲錣通訳と化して中国語で聞いてみると、女性たちは台湾からの個人旅行客。都内のホテルに宿泊していて日本には数日滞在するという。警官によれば「9.11以降、日本の法律が厳しくなり、外国人は外出の際に必ずパスポートとIDカードを携帯しなければならなくなった」

 「ついては3人のうち2人が不携帯で違反になるので、ちょっと署まで来ていただいて、確認をしたい」とのこと。不携帯の女性は「今日は買い物や散策程度だったから携帯しなかったのよ」といっていた。そういうこともあるだろう。

ぁ〇笋呂砲錣通訳の身分を超えて警官に「ホテルへ同行していただいて、そこで書類を確認するわけにはいきませんか? 署で調べたら互いに時間の浪費になるので」と食い下がった。でもそれは彼らも承知の上。上層部にも電話で確認してもらったのだが「法律なので…」と情状酌量?の余地はなかった。

ァ〃抓韻燭舛牢儻客に「申し訳ない」と平謝り。彼女らは「仕方がない。わかったわ」と肩をすくめていた。警官によれば、署では専任の通訳に入ってもらい、その後はパトカーで送るとのことだった。それにしても「今日は鬼太郎(茶屋)を見に行かれないでしょう?」と残念そうにしていた彼女たち。

Α,發靴すると駅前からのアクセスを警官に尋ねたことで、パスポート不携帯がわかってしまったのかも…。警官も「この方たちは、本当にいい観光客だということがわかる。でも不携帯は法に触れる問題なので…」の一点張り。まあそれも仕方がないのか。

А‘本を旅行される外国の皆さんには、ちょっとした外出でもパスポートとIDカードの必携をお願いしたい。彼女たちの日本旅行、鬼太郎茶屋には行かれなくとも「東京でパトカーに乗ったよ」というのが、いい思い出になってくれるといいのだが…。(´・ω・`)

 こんな場合のいい対処法はないのか?あまりにも四角四面で。ちなみに私たちがワイワイやっている時に別の若い中国人女性から「ジブリ美術館へはどのバスに?」と中国語で尋ねられたw

―・―・―・―・―・―・―・

 ツイート投稿後、多くの皆さんから、「観光立国の名が泣く」 「東京五輪ではどうなることか」 などいった感想をいただきました。

 そして三鷹駅では今も、東南アジア系、欧米系、中国系など多くの外国人観光客を見かけます。 夢のあるアニメが好きで日本に来てくれる観光客たちの、夢を壊さないような対策が求められているようです……。


※ お送りいただいた、『日本と中国』 2014年4月1日号。

※ 関連エントリー
・ レポート 『北京が萌える 「日本動漫」』、掲載されました! (2012年7月6日付)


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  • 2019.06.16 Sunday
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コメント
素晴らしい記事ですね。開催中の第10回中国人の日本語作文コンクールhttp://duan.jp/jp/2014.htm は、ACG(アニメ・コミック・ゲーム)と私をテーマにしました。学生たちに推薦し、参考してもらいます。ありがとうございます。
  • 段躍中
  • 2014/05/10 11:44 AM
段躍中さま: ありがとうございます。
上記の文章は、もともとはツイートでしたが……(汗)
日本語を学ぶ学生さんたちのご参考になれば幸いです。

第10回中国人の日本語作文コンクール http://duan.jp/jp/2014.htm

作文の受け付けは、いよいよ5月12日(月)からですね。
多くの方がご参加くださることを願っております!
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