【香港 映画 ブログ】
この秋、熱き男たちの友情と戦いを描く、
「男気」 あふれる
香港映画2本が日本に上陸します!
麻薬捜査に命を懸けた、3人の男たちの究極の生きざまを描いた “
香港ノワール” の最新作 「
レクイエム―最後の銃弾―」。
そして、香港中がパニックに陥る大火災を前に、消火と人命救助に奮闘する消防士たちの姿を描いたスペクタクルドラマ 「
ファイアー・レスキュー」。
「レクイエム」 は、主演に
ラウ・チンワン、ルイス・クー、そして
ニック・チョンと今、もっとも熱い香港映画の主演スター3人が激突!
2013年12月に香港で公開されるや、当地では異例の3000万香港ドルを超える大ヒットを飛ばし、この年の香港映画年間興行収入第8位 (中華系映画では第2位) を記録しました。
こうして本作は、男性アクションの人気ジャンル “
香港ノワール” の創始にして金字塔である、
ジョン・ウー監督の 「男たちの挽歌」 (1986年) の
21世紀版ともいわれています。
「
ファイアー・レスキュー」 は、人気スターの
ニコラス・ツェーと
ショーン・ユーが主演。
香港のアカデミー賞と言われる第33回香港電影金像奨では、監督賞ほか8部門にノミネート。
ジャッキー・チェンが、CMに出演しているスター役として友情出演しています。
超草食系、オタク系、美形モデルといったデリケートな男性がもてはやされる昨今ですが、その対極の位置にあるのが、激しく熱い
男気 (義侠心) を持つ男たちでしょうか? (^^;
最新の香港映画で、そんな男たちの戦いの舞台に、身をゆだねてみてはいかがでしょう。
■ レクイエム―最後の銃弾―
ベニー・チャン監督/2013年/中国・香港/134分
原題: 「掃毒」 The White Storm
提供: カルチュア・パブリッシャーズ 配給・宣伝: フリーマン・オフィス
公式サイト
http://requiem-hknr.jp/
※
10月4日(土)より、シネマート新宿、
10月11日(土)より、シネマート心斎橋ほか、全国順次ロードショー。
【ストーリー】
子ども時代から親友だったソー (ルイス・クー)、チャン (ニック・チョン)、マー (ラウ・チンワン) の3人は、警察官となり、麻薬取り締まり班で活躍している。
ソーは麻薬組織の1つであるハクの組に潜入捜査して、ハクの取引先であるタイの大物ブッダ (ロー・ホイパン) を捕まえる目前まで迫る。 タイ警察の協力を得て、ブッダの組織との取引現場に向かった3人だったが、その情報を知っていたブッダの攻撃で警察側は全滅し、ブッダの娘を人質に3人は逃げる。
だが追い詰められた末、チャンを見殺しにしてしまい、かろうじて生き延びたソーとマーは、捜査の失敗とチャンを失ってしまったことで大きな十字架を背負う。
5年後、責任を取って左遷されていたマーと、通常の任務に戻り出世街道を歩むソーの前に、香港の新興麻薬組織とブッダの組織の争いが起きる。 そしてそこには、死んだはずのチャンがブッダの組織の一員となって現れた……。
■ ファイアー・レスキュー
デレク・クォック監督/2013年/中国・香港/116分
原題: 「救火英雄」 As the Light Goes Out
配給・宣伝: フリーマン・オフィス
※
10月11日(土)より、シネマート六本木、シネマート新宿ほか、全国順次ロードショー。
【ストーリー】
消防士のサム (ニコラス・ツェー)、チウ (ショーン・ユー)、イップ (アンディ・オン) の3人は、火災現場での無理な行動で負傷し、諮問委員会にかけられた。そしてサムだけがその責任を取って昇進を逃してしまう。
1年後、龍鼓灘消防署の署長となったイップの下で働いていたサムは、クリスマス・イヴに別の消防署への栄転が決まり、彼に代わるホイ (フー・ジュン) も赴任して平和な1日で終わるはずだった。
ところが、醸酢工場の火災の消火に向かったサムたちは、鎮火後、工場裏に発電所とつながる天然ガスパイプがあることに気がつき、熱くなった地面の温度を下げる再消火を隊長のイップに進言するが却下される。
その不安は的中し、その夜、ガスパイプ付近で火災が発生する。香港中が大停電となり、消防車の援軍も交通渋滞に巻き込まれて到着できない。
サム、チウ、ホイたちは、発電所に取り残された人々を救うために建物内に入って行くが、爆発で行き場を失ってしまう……。
※ 画像は、案内ハガキより。