
【東京 映画 ブログ】
秋は
映画祭の季節!
世界の最新話題作・注目作を一挙上映する
第27回東京国際映画祭 (10月23〜31日) に続いて、コンペティション部門を中心にアジアの新作を上映する
第15回東京フィルメックスが
11月22日 (土) 〜
11月30日 (日) の9日間、東京・有楽町の有楽町朝日ホールをメイン会場に開催されます。
今年は、5人からなる国際審査員のうち、審査委員長として中国の鬼才、
ジャ・ジャンクー監督を迎え、コンペティション9作品から最優秀作品賞、審査員特別賞を決定します (11月29日の授賞式で発表)。
上映作品数は、コンペティション、特別招待作品 (11作品)、特集上映を合わせて
全25作品 (10月14日時点)。
中華圏の映画としては、コンペティションで
中国の1作品、特別招待作品で
フランス・台湾合作の1作品と、
中国・日本合作の1作品がそれぞれ上映される予定です。
第15回東京フィルメックスにお目見えする、注目の中華圏映画を見てみると――。
■第15回東京フィルメックス
【コンペティション】
世界的に大きな注目を集めるアジアからは、才能ある新鋭たちが次々と登場しています。 そんなアジアの新進作家が2014年に製作した作品の中から、9作品を上映します。
また5名からなる国際審査員が、最優秀作品賞と審査員特別賞を選び、11/29(土)に行われる授賞式で発表します。
○ 「シャドウデイズ」 Shadow Days / 鬼日子
中国 / 2014 / 95分
監督:チャオ・ダーヨン (ZHAO Dayong)
生まれ故郷の山村に戻ってきた若者とその恋人にふりかかる恐るべき出来事を描きつつ、現在の中国社会に潜む問題を投げかける作品。 「ゴーストタウン」 「歓楽のポエム」 等で知られるチャオ・ダーヨンの劇映画第2作。 ベルリン映画祭フォーラム部門で上映。
【特別招待作品】
今年も映画の最先端を切り拓いてゆく、気鋭の監督たちのとびきりの新作をご紹介します。 いずれも強烈な作家性が発揮された、これらのバラエティ豊かな作品からは、映画の多彩さがうかがえるでしょう。
○ 「西遊」 Journey to the West / 西遊
フランス、台湾 / 2014 / 56分
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming Liang)
ベルリン映画祭で上映されたツァイ・ミンリャンの最新作。 南仏マルセイユの海岸や街中を托鉢僧に扮したツァイ作品の常連俳優リー・カンションが超スローモーションで歩く。 「ホーリー・モーターズ」 などのカラックス作品で知られるドゥニ・ラヴァンが共演。
○ 「真夜中の五分前」 Five Minutes to Tomorrow / 深夜前的五分鐘
中国、日本 / 2014 / 129分
監督:行定勲(YUKISADA Isao)
配給:東映
Ⓒ2014 "Five Minutes to Tomorrow" Film Partners
本多孝好の同名原作をオール上海ロケによって映画化した作品。 魅力的な双子の姉妹に出会った日本人青年の切ない恋愛の行方をミステリアスに描く。 三浦春馬、リウ・シーシー、チャン・シャオチュアンという日本、中国、台湾の若手スターたちの競演も見どころ。
上映日時、会場、チケットなどの詳細は、公式サイト でご確認ください。
映画の秋を、どうぞお楽しみに〜! ^^)/
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「第15回東京フィルメックス」 公式サイト
※ 画像は、第15回東京フィルメックスのポスターより。
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