<< 2015年の新年快楽! | main | 香港の感涙アクション映画 「激戦 ハート・オブ・ファイト」、1/24〜日本公開へ >>

戦後70年の安倍首相談話、中国メディアが警戒

  長野県下の2015年お正月

 【中国 ニュース ブログ】
 戦後70年の節目の年を迎え、安倍晋三首相は5日の年頭記者会見で、8月の終戦記念日に合わせて談話を発表することを明らかにしました。
 この 「安倍首相談話」 に対し、中国メディアは 「歴史認識問題により、近隣との関係で作った “死結” (こま結び) を解くことができるか?」 などとして警戒を強めています。

 中国共産党の機関紙 「人民日報」(海外版) は6日、「2013年、2014年8月15日の全国戦没者追悼式で、式辞を述べた安倍首相は、歴代首相が表明してきたアジア諸国への加害責任の反省について明言しなかった」 「第96代首相就任中に、歴史認識問題により、近隣関係で死結を作った安倍氏は、97代首相としてこの問題を改善できるか?」 などとして、8月の安倍首相談話に早くも注目しています。
 また人民日報系の 「環球時報」(電子版) は6日、安倍首相が年頭記者会見で 「村山談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいく」 と表明したことに対し、「いかなる程度で村山談話を継承するのか、やはり不明確だ」 と報道。

 安倍首相の年頭記者会見と同じ日に、中谷元防衛相が発表した 「年頭の辞」 (防衛省・自衛隊サイト) についても触れ、同氏が、中国が海軍艦艇の太平洋への進出を常態化させているほか、戦闘機による自衛隊機への異常な接近といった不測の事態を招きかねない危険な行為を繰り返しており、「極めて危険な状態」 だと述べたことに対し、「“中国脅威論” をまたもや煽り立てている」 と反論しました。


※ 写真は、本文とは関係ありません。 穏やかな晴天に恵まれた、長野県下の2015年お正月。


スポンサーサイト

  • 2017.08.18 Friday
  • -
  • 15:10
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク
コメント
しゃおりんさん、初めまして。知りえない中国のメディア情報とても時々参考にさせて頂いています。ありがとうございます。
日本の共同通信社配信の1月27日の記事に人民日報の微信上の文章が報じられていました。
ご存知ですか?軍事パレードを前面に出して「日本を震え上がらせ、世界に向けて戦後秩序を守る決意を示すためだ」という驚くべき意図は事実でしょうか。絶句するような悲しい記事ですが教えてください。

中国共産党機関紙、人民日報は27日までに、通信アプリ「微信(ウェイシン、英語名WeChat)」上で、戦後70年に合わせて北京で今夏計画されていると一部メディアで報じられた軍事パレードについて「日本を震え上がらせ、世界に向けて戦後秩序を守る決意を示すためだ」とする文章を掲載した。
 文章は、日本が「侵略の歴史を否定」するなどして「戦後秩序を覆し敗戦国としての地位を変えようとしている」と主張。軍事力を示し「日本に戦後秩序を変えることは許さないと分からせる」必要があると強調した。
 中国は今年を「反ファシズム戦争と抗日戦争勝利70年」と位置付け、さまざまな記念行事を予定。中国国営の中央テレビも、安倍晋三首相が発表する戦後70年談話に絡めた歴史認識問題などを繰り返し伝えている。(共同)
  • 大学生
  • 2015/01/29 2:56 AM
大学生さん: こんにちは。初めまして。コメントをありがとうございます。

> 「日本を震え上がらせ、世界に向けて戦後秩序を守る決意を示すためだ」

まずこの記事について。
1つは、これは何も「絶句するような悲しい記事」でもなんでもなく、「党的喉舌」(中国共産党の喉と舌)といわれる官制メディアの「宣伝」ですので、「ああ、中国共産党は今、そういう方針(方向性・体制)なのだ」ということがわかれば、それでいいのです。絶句することはなく、いつもの通りの報道です。

2つは、もちろんこれは安倍政権に対してプレッシャーをかける記事だと思います。安倍首相の戦後70年の首相談話を意識して、圧力をかけてきたのでしょう。

ただ、党政府の方針や体制はそうかもしれませんが、だからといって悲しむ必要はないと思います。
今、日中の政治関係は難しい時期にありますが、それでも2014年は過去最多の中国人観光客が来日しています。
ある中国の人に、「なぜ、中国の人は日中関係が悪いのに日本に来るのか?」と聞いたら、「中国人は官制メディアを信じておらず、口コミを信じているからだ」といわれました。なかなか説得力のある話だと思いました。

中国人はよく「二分論」を唱えます。
たとえば、「悪いのは日本の戦争指導者で、一般国民は犠牲者だ」とする考え方です。

2つに分けて考える複眼思考だと思いますが、日本人は意外とそういう考え方をせず(単純なのか?)、中国が日本の漁船に衝突したとなれば、「全中国が悪」のように考えますよね?
日本人も複眼思考で、「党政府と一般国民は違う」と考えてみるのも、1つの考え方としてはアリかな……と思いますよ。
ありがとうございました!あ〜なるほど官製メディアの「宣伝」ということ、そして日本の政府と国民を二分して攻略してくるのは中国共産党政権の安部政権にプレッシャーを与える戦術だということですね。現実問題としては、歴史戦を隠れ蓑にして軍事力を誇示する中国の方がよっぽど軍国主義と言えるのではないかと言えると思います。防衛力を高めたい安部政権にとっては渡りに船、これ幸いに安保論議を更に進化させるという結果になるのでしょうね。
  • 大学生
  • 2015/01/29 1:33 PM
大学生さん:ありがとうございます。

> 官製メディアの「宣伝」ということ、
> そして日本の政府と国民を二分して攻略してくるのは
> 中国共産党政権の安部政権にプレッシャーを与える戦術だ
> ということですね。

そういった解釈でも間違いではないと思いますが
私が上記で述べたのは、

官製メディアの「宣伝」
中国共産党政権の安部政権にプレッシャーを与える戦術

だということです。
「二分論」を出したのは、そうはいっても
「中国=悪」と考えるのではなく、中国を「官と民」などと
複眼的に考えることも、日本人には必要ではないか
という、これはまったく個人的な考えでした。
失礼しました……。

> これ幸いに安保論議を更に進化させるという結果に
> なるのでしょうね。

お互いどんどん悪い方へエスカレートしてしまう図式でしょうね。
今回の人質問題でも、だから「集団的自衛権」→「軍拡へ」となりそうで
恐ろしいです。
しゃおりんさん:
う〜ん、そうかなあ?ちょっと残念です。政権と国民を二分する方法とか、人質問題から集団的自衛権→(日本の)軍拡っていう認識は完全に中国共産党政権のスポークスマンの言い分とそっくりですよ。集団的自衛権ではなく、私は中国の官のメディアであっても日本を震え上がらせる為の軍事パレードをすることを宣伝するテロ組織のような中共政権を問題視したのです。元々延安でテロを実行していた組織だから先祖返りしたということなんでしょうね。
  • 大学生
  • 2015/02/01 8:22 AM
大学生さん: 度々のコメント、ありがとうございます。

> 中国共産党政権のスポークスマンの言い分とそっくりですよ。

そうでしたか。真似たわけではないのですが……。日本でもある元官僚がメディアで同様のことを述べておられます。
私も大学生さんと認識や見解が合わず、残念に思います。しかし見ず知らずの者同士、認識や見解が全く同じということはあり得ないので、それはそれで当然だと私は納得しております。(^^;)>

> テロ組織のような中共政権を問題視したのです。
> 元々延安でテロを実行していた組織だから先祖返りしたということなんでしょうね。

なるほど。そのような考え方もあるのだということ、大変参考になりました。ありがとうございます。m(_ _)m
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
在日中国人33人のそれでも私たちが日本を好きな理由
在日中国人33人のそれでも私たちが日本を好きな理由 (JUGEMレビュー »)
趙 海成
小林さゆり/訳

【中国人著者が聞き出す本音の日本論】
『それでも私たちが中国に住む理由』、待望の姉妹本!
recommend
今こそ伝える日中100人
今こそ伝える日中100人 (JUGEMレビュー »)
北京大学日本校友会

日本と中国をつなぐ100人へのインタビュー集! 私も紹介していただきました。 お陰様でたちまち2刷に!!
recommend
在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由
在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由 (JUGEMレビュー »)

中国18都市に住む、日本人108人のリアルな証言! 取材・編集に携わりました。 5刷 好評発売中!
recommend
中国年鑑 (2012年版)
中国年鑑 (2012年版) (JUGEMレビュー »)

最新中国情報を網羅!
「暮らし」を執筆しています。
recommend
中国年鑑 (2011年版)
中国年鑑 (2011年版) (JUGEMレビュー »)

最新中国情報を網羅!
「暮らし」を執筆しています。
recommend
中国年鑑 (2010年版)
中国年鑑 (2010年版) (JUGEMレビュー »)

最新中国情報を網羅!
「暮らし」を執筆しています。
recommend
これが日本人だ!
これが日本人だ! (JUGEMレビュー »)
王 志強
小林さゆり/訳

【読んで首肯するか、立腹するか! ―― 中国人の対日認識を知るための必読書】
2刷 好評発売中!
recommend
北京探訪―知られざる歴史と今
北京探訪―知られざる歴史と今 (JUGEMレビュー »)

「大ブームに沸く 笑いの文化」を執筆しています。
recommend
出張に役立つ中国語―もう困らない、恥をかかない
出張に役立つ中国語―もう困らない、恥をかかない (JUGEMレビュー »)
ニューメディア研究所thinking

2005年アルク刊
コラムを執筆しています。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM