
【日本 映像 ブログ】
映像アートの祭典
「イメージフォーラム・フェスティバル2015」 がゴールデンウィークの東京を皮切りに、
6月末まで京都、横浜、福岡、名古屋の全国5都市で開催されます (主催・イメージフォーラム)。
これは、作家性、芸術性、創造性の高い映像作品を世界中から集めて上映する映像アートの祭典。
1987年にスタートし、今年で29回目の開催となる日本最大規模の映像フェスティバルです。
今年は、一般公募部門の 「
ジャパン・トゥモロウ」、日本招待部門の 「
ニューフィルム・ジャパン」、海外招待部門の 「
ニューフィルム・インターナショナル」 の3部門のほか、特集 「
オプティカル・ドリームス」 をラインナップ。
国内、国外の新作を中心に歴史的傑作も加えた多彩な内容で開催され、中でも 「
ジャパン・トゥモロウ」 ではノミネートされた20作品から、大賞1作品など各賞が選ばれます。
また 「
ニューフィルム・インターナショナル」 部門では、
「中国実験映画事情2015」 と題して、中国の最新映像作品が上映されます。
「
中国実験映画事情2015」 の内容は下記の通り。
上映は、東京では残すところ
5月6日のみ。 ほか京都、福岡、名古屋の各都市で上映されますので、ぜひプログラムをチェックしてみてください!
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29th 「イメージフォーラム・フェスティバル2015」 公式サイト
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「中国実験映画事情2015」
■ 「中国実験映画事情2015」
(3作品64分)
――ギャラリーなどで展示されるビデオ・アート系作品が多い中国の実験映画。 今回セレクトするのは、それらの流れと一線を画すより物語性の高い3本。
2人の青年の奇妙なリズムで進行するシュールな会話劇 『記憶は残っていない、私は全てを記録する』 など、日本のインディペンデント映画にも通じるような感覚がみられるのも興味深い。
『バター・ランプ』 はチベットが置かれた状況をウィットに富んだ設定で浮き彫りにし、カンヌ国際映画祭批評家週間など世界の映画祭で高い評価を得た短編映画。
キュレーター: チャン・ヤーシュアン (中国インディペンデント・フィルム・アーカイブ)。
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「記憶は残っていない、私は全てを記録する」
シュエ・ジアンチアン/デジタル/22分/2014 (中国)
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「四人の臆病者」
マイ・マイ/デジタル/26分/2011 (中国)
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「バター・ランプ」
フー・ウェイ/デジタル/16分/2013 (中国)
【上映日】
東京 イメージフォーラム: 5/6 21:15 Qプログラム
京都: 5/21 14:40 Qプログラム ほか
以上
※ 写真はプログラムより。 先日、お世話になっている方が音楽をつけた素晴らしい作品を見てきました♪♪