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アジアの注目作を一挙上映 第17回東京フィルメックス 11/19〜11/27開催へ

第17回東京フィルメックス 【東京 映画 ブログ】

 日本の秋を彩る映画祭の話題が続きます。

 アジア最大級の国際映画祭、第29回東京国際映画祭 (10/25〜11/3) に続き、アジアの新作・話題作を中心に一挙上映する 第17回東京フィルメックス が11月19日 (土) 〜27日 (日) の9日間、東京・有楽町の有楽町朝日ホールをメイン会場に開催されます。

 主催: NPO法人 東京フィルメックス実行委員会。

 上映作品数は、コンペティション (10作品)、クラシック映画を含む特別招待作品 (10作品)、イスラエル映画の今を紹介する特集上映 (2作品) を合わせて、全22作品 (10月6日時点)。

 今年はコンペティション10作品のうち、長編デビューの監督が6人 (うち中国人監督が1人、女性監督が3人) と、アジアの新しい風を感じることができるとか。
 また、中国のワン・ビン監督が縫製工場を舞台に描く群像劇 「苦い銭」、新人監督3人が中国返還前夜の香港を舞台に、実在した3人のギャングの人生をモチーフに描いたノワール 「大樹は風を招く」 など、世界最前線の映画作家たちの最新作を集めた特別招待作品も見どころタップリ。

 映画を通してアジアの過去、現在、未来を知る第17回東京フィルメックスに、どうぞご期待ください!
 以下、注目の中華圏映画をピックアップします。

■第17回東京フィルメックス
【コンペティション】

 世界的に大きな注目を集めるアジアからは、才能ある新鋭たちが次々と登場しています。 そんなアジアの新進作家が2015年から2016年にかけて製作した作品の中から、10作品を上映します。 また5名からなる国際審査員が、最優秀作品賞と審査員特別賞を選び、11月26日(土) に行われる授賞式で発表します。

◆「マンダレーへの道」
The Road to Mandalay / 台湾、ミャンマー、フランス、ドイツ/ 2016 / 108分 / 監督:ミディ・ジー(Midi Z)
 ミャンマーからタイへと違法越境する途中で知り合ったリャンチンとグオ。 だがバンコクで得た仕事先にも警察の捜査は及んでいく。 ミャンマー出身で、現在は台湾をベースに活躍するミディ・ジーの長編劇映画第4作。 今年のヴェネチア映画祭 「ヴェニス・デイズ」 部門で上映された。

◆「神水の中のナイフ」
Knife in the Clear Water / 中国 / 2016 / 93分 / 監督:ワン・シュエボー (WANG Xuebo)
 昨年の東京フィルメックスで最優秀作品賞を受賞した 「タルロ」 のプロデューサー、ワン・シュエボーの監督デビュー作。 イスラム教を信仰する回族の人々の日常生活を静謐なスタイルでとらえつつ、老人と牛との交流を描く。 プサン映画祭 「ニュー・カレンツ」 部門で上映。

◆「よみがえりの樹」
Life After Life/ 枝繁葉茂 / 中国 / 2016 / 80分 / 監督:チャン・ハンイ (ZHANG Hanyi)
 中国陜西省の山間の村で、数年前に亡くなった女性の魂がその息子に憑依し、かつての自分の夫に対し、願いを伝えていく……。 一種の幽霊譚とも言える新鋭チャン・ハンイの監督デビュー作は、ジャ・ジャンクーが若手監督作品をプロデュースする 「添翼計画」 の最新作。


【特別招待作品】
 今年も映画の最先端を切り拓いてゆく、気鋭の監督たちのとびきりの新作をご紹介します。 いずれも強烈な作家性が発揮された、これらのバラエティ豊かな作品からは、映画の多彩さがうかがえるでしょう。

◆「大樹は風を招く」 *クロージング作品
Trivisa / 香港 / 2016 / 97分 / 監督:フランク・ホイ、ジェヴォンズ・アウ、ヴィッキー・ウォン (Frank HUI, Jevons AU, Vicky WONG)
 中国返還前夜の香港を舞台に、暗黒街に広まった噂で運命が一変してゆく、実在した3人のギャングの人生にヒントを得た脚本を映画化。 ジョニー・トーが自ら主宰する 「鮮浪潮短編映画祭」 の受賞監督3人を起用、それぞれのパートを演出させるという方法で製作された。

◆「苦い銭」
Bitter Money / 香港、フランス / 2016 / 152分 / 監督:ワン・ビン (WANG Bing)
 雲南省出身の15歳の少女シャオミンの長距離列車の旅に始まり、やがて彼女が働く縫製工場の女性労働者たちを通して現在の中国の一つの側面を描き出すワン・ビンの最新作。 ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門でワールド・プレミアを飾り、同部門の脚本賞を受賞した。

【特別招待作品 フィルメックス・クラシック】
 近年の上映環境の変化や技術の革新にあわせて、デジタルリマスター作業により過去の作品を現代に甦らせる試みが、世界各地で行なわれています。
 巨匠たちの名作や、映画史的に重要な位置づけにありながら上映の機会が限られていた作品をスクリーンで観ることは、「新作」に触れるような新鮮な驚きと喜びをもたらしてくれることでしょう。

◆「タイペイ・ストーリー」
Taipei Story / 台湾 / 1985 / 110分 / 監督:エドワード・ヤン (Edward YANG)
 過去にとらわれる男と過去から逃れようとする女の関係が、経済成長の中で変貌する台北を舞台に描かれたエドワード・ヤンの傑作。 製作・脚本・主演はホウ・シャオシェン。 台湾ニューシネマの記念碑的な作品を、ボローニャ市立シネマテークによるデジタル復元版で上映。

◆「残酷ドラゴン 血斗竜門の宿 デジタル修復版」
Dragon Inn / 台湾 / 1967 / 111分 / 監督:キン・フー (King HU)
 製作当時アジア各地で大ヒットを記録、カンフー映画の大ブームを巻き起こす原点となり、巨匠キン・フーの名を高めた傑作武侠映画。 明朝時代の中国の一軒宿 「龍門客棧」 を舞台に、暴政をふるう権力者側の兵士と、それに立ち向かう剣士たちの、壮絶な戦いが描かれる。

◆「俠女 デジタル修復版」
A Touch of Zen / 俠女 / 台湾 / 1971 / 180分 / 監督:キン・フー (King HU)
 キン・フー作品のスター俳優たちが織り成す壮大かつドラマチックな大作であり、カンヌ映画祭で高等技術委員会グランプリを受賞したアジア・アクション映画の金字塔。 特に高名な竹林での決闘は映画史上最も美しいアクション・シーンの一つと言って過言ではない。

 上映日時、会場、チケットなどの詳細は、公式サイト でご確認ください。
 どうぞお楽しみに! ^^)/


* 「第17回東京フィルメックス」 公式サイト
 

※ 画像は、第17回東京フィルメックスのポスターより。

※ 関連エントリー
・ 「2016東京・中国映画週間」 10/21〜26 都内で開催へ、豪華ゲストも来日!
   (2016年10月16日付)
・ 第29回東京国際映画祭10/25〜11/3開催へ、注目の中華圏映画は?
   (2016年10月18日付) ……ほか
 

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  • 2017.03.25 Saturday
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