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第20回東京フィルメックス開幕直前! 新作・話題作の中華圏映画をピックアップ

第20回東京フィルメックス パンフ 【アジア 映画 ブログ】

 アジアの新作・話題作を中心に上映する国際映画祭、第20回東京フィルメックスが11月23日 (土) 〜12月1日 (日) の9日間、東京・有楽町の有楽町朝日ホール、日比谷のTOHOシネマズ日比谷で開催されます (関連エントリー)。

 今年も、映画祭の核となるコンペティション部門をはじめ、特別招待作品などで、新作・話題作の中華圏映画が充実!

 ここではとくに、中国、香港、台湾映画のホットな勢いが感じられる “中華圏映画” をピックアップします。
■第20回東京フィルメックス
【コンペティション】 全10作品

 ――世界的に大きな注目を集めるアジアからは、才能ある新鋭たちが次々と登場しています。
 そんなアジアの新進作家が2018年から2019年にかけて製作した作品の中から、10作品を上映します。
 また5名からなる国際審査員が、最優秀作品賞と審査員特別賞を選び、11/30 (土) に行われる授賞式で発表します――。

◆ 「熱帯雨」 Wet Season
 シンガポール、台湾 / 2019 / 103分
 監督:アンソニー・チェン (Anthony CHEN)
 「イロイロ/ぬくもりの記憶」 のアンソニー・チェン監督の2作目で、中学生と担任の女性教師との感情の動きを、繊細に描く。

◆ 「ニーナ・ウー」 Nina Wu
 台湾、マレーシア、ミャンマー / 2019 / 102分
 監督:ミディ・ジー (Midi Z)
 舞台は台湾の映画界。主役の座を射止めた女優が、周囲の圧力で精神的に追い詰められていく心理サスペンス。 ハリウッドを震撼させたMe Too問題に触発された作品。

◆ 「気球」 Balloon
 中国 / 2019 / 102分
 監督:ペマツェテン (Pema Tseden)
 チベットの大草原に暮らす家族に、中国の一人っ子政策がどのような影響を及ぼしたのかを描く。 ペマツェテン監督は、前作「轢き殺された羊」の主人公を演じたジンパを主役の父親役に起用。 チャレンジ精神にあふれた監督の手腕に期待大。

◆ 「春江水暖」 Dwelling in the Fuchun Mountains
 中国 / 2019 / 154分
 監督:グー・シャオガン(GU Xiaogang)  ★長編監督デビュー作
 舞台は、風光明媚な杭州の富陽。 四季折々、ある家族の変遷をゆったりと辿る。 横移動を多用するカメラが、まるで絵巻物を見ているような効果を生む。

【特別招待作品】
 ――今年も映画の最先端を切り拓いてゆく、気鋭の監督たちのとびきりの新作をご紹介します。 いずれも強烈な作家性が発揮された、これらのバラエティ豊かな作品からは、映画の多彩さがうかがえるでしょう――。

◆ 「シャドウプレイ」 The Shadow Play
 中国 / 2018 / 125分  *オープニング作品
 監督:ロウ・イエ(LOU Ye)
 配給:アップリンク
 警察と建設業界の癒着を知った刑事が、香港に逃れる。 刑事は、建設業界の大物の死の謎を知る女性と出会うのだが……。 中国と香港、台湾にまたがる疑惑をスタイリッシュな映像で描くミステリー。

◆ 「夢の裏側〜ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ」
  A Documentary on the Shadow Play

 中国 / 2019 / 94分
 監督:マー・インリー(MA Yingli)
 配給:アップリンク
 検閲のため、完成の遅れた映画「シャドウプレイ」のメーキングで、製作準備から公開までを記録したドキュメンタリー。マー・インリー監督のロウ・イエ監督へのリスペクトに満ちている。 

【特別招待作品 フィルメックス・クラシック】
◆ 「HHH:侯孝賢」 HHH: A Portrait of Hou Hsaio-Hsein
 フランス、台湾 / 1997 / 91分
 監督:オリヴィエ・アサイヤス(Olivier ASSAYAS)
 テレビ・シリーズで、オリヴィエ・アサイヤスが、巨匠といわれている映画監督にインタビューする。ホウ・シャオシェンは、当時、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」 の脚本を書いていて、この話も登場する。

◆ 「フラワーズ・オブ・シャンハイ」 Flowers of Shanghai
 台湾 / 1998 / 130分
 監督:ホウ・シャオシェン(HOU Hsaio-Hsein)
 配給:松竹
 19世紀末の上海。高級遊楼での人間模様を描いたチャン・アイリンの中国文学「海上花列伝」を、ホウ・シャオシェンが映画化。 トニー・レオン、羽田美智子、ミシェル・リーが主演。 デジタル修復で、リー・ピンビンの見事な撮影が堪能できる。

◆ 「大輪廻」 The Wheel of Life
 台湾 / 1983 / 104分
 監督:キン・フー、リー・シン、パイ・ジンルイ (King HU, LEE Hsing, PAI Ching-Jui)
 明朝、民国初期、現代の3つの時代にわたり、輪廻転生によって繰り返される三角関係がもたらす悲恋を当時の台湾映画界の巨匠3人が映画化したオムニバス映画。 デジタル修復版で上映。

◆ 「空山霊雨」 Raining in the Mountain
 台湾 / 1979 / 120分
 監督:キン・フー (KING Hu)
 明の時代、三蔵法師の教典をめぐっての争奪戦を、みごとなカンフー・アクションで描くキン・フー監督作品。 デジタル修復版で上映。

【特集上映 歴代受賞作人気投票上映】
◆ 「ふたりの人魚」 Suzhou River
第1回東京フィルメックス 最優秀作品賞
 中国 / 2000 / 83分
 監督:ロウ・イエ(LOU Ye)
 配給:アップリンク
 第1回最優秀作品賞受賞。 ロウ・イエの国際的な評価を確立させた傑作。 主演は後に大スターとなるジョウ・シュン。


 以上、上映スケジュールや会場、チケットなどの詳細は、第20回東京フィルメックスの公式サイト ( https://filmex.jp/2019/ ) でご確認ください。 よろしくお願いいたします! ^^)/


※ 画像は、第20回東京フィルメックスのパンフレットより。

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  • 2020.03.31 Tuesday
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