<< 「2020中国語による国際理解講座」 11/7開催へ ―大ヒット中国ドラマの世界を中国語で楽しもう!― 川崎市国際交流協会 | main | 「日中学術交流の現場から」―山口直樹さんがWeb連載スタート >>

ガンダムの安彦良和氏の著書に、な、なんと、私が出てきて驚いた件!

『原点 THE ORIGIN』_1 【図書 アニメ ブログ】

 教えてくれる人があり、『機動戦士ガンダム』 のキャラクターデザイナーである漫画家の安彦良和 (やすひこ・よしかず) 氏と、東奥日報記者・斉藤光政 (さいとう・みつまさ) 氏の共著となる 原点 THE ORIGIN―戦争を描く、人間を描く (岩波書店、2017年) になんと! 私めの文章が引用されているというので、ぶったまげました!!

 驚きのあまり、つい、はしたない言葉遣いをしてしまいましたが…… (汗)。

 なんでも安彦氏は、弘前大学全共闘の元リーダー。 学生運動の闘士からサブカルチャーのアイコンへ、異色の転身を遂げた人物なのだそうです。

 本書は、そんな安彦氏の数奇な半生に迫り、「原点」 にある世界観や人間観をひもといたアニメ・漫画ファンのバイブルともいえる一冊。

 『原点 THE ORIGIN』_2

 安彦・斉藤両氏と直接の面識はありませんし、ましてやガンダムシリーズは、確か中学生のころに始まった初代ガンダムの最初しか見ていない私。

 思春期の多くの女子がそうであったように、リアルな巨大ロボットや戦闘シーンにのめり込まなかったので、本件については恐縮しきりなのですが……。

『原点 THE ORIGIN』_3 注目 (!?) の箇所は、本書の226〜227ページ。

 日本を伝える多言語発信サイト 「nippon.com」 (ニッポンドットコム、東京・虎ノ門) に掲載された拙レポート <北京が萌える 「日本動漫」 ―北京の動漫イベントとキャンパス内「メイド喫茶」を訪ねて―> が一部引用されていました。 しかも見開き2ページにもわたって……(汗)。

 中国の若者たちに広がる日本のアニメ・漫画文化の実態を、2012年の北京から伝えた記事です。 今から見れば、アニメファン層がさらに若返っているので、記事に古さを覚えなくもないのですが、本質の部分ではさほど変わっていないことと思います。

 本書によれば、安彦氏は2016年3月、中国最高峰の学府・北京大学に招かれて 「日本のサブカルチャーとしてのアニメ」 について特別講義をされたそうです。 その関係で、拙記事が注目されたようでした。

 記事を引用されたのは斉藤氏ですが、もちろん安彦氏も関心を寄せてくださったようで、逆引用させていただくと――

 <……安彦はあらためて自問自答する。日本のマンガとアニメのおもしろさってなんだろう? と。
 「はっきりいえるのはテクニックではないということ。それではなんなのか? 中国の宅男、宅女 (オタク) たちのいうようにイメージを喚起する力なのか? ただ一ついえることがあるとしたら、それはやりたいことをやり、自分がつくりたいものをつくるということではないのか。それが日本のものづくりの生命線であり、世界に通用する作品をつくる原点なのではないか」
 そう思っている。>


 というわけで、図らずも書籍の上で、安彦・斉藤両氏と対話をさせていただいたかのような感動を覚えています……。 (^^;)>

 大変光栄に思うとともに、世界に通用する作品をつくる原点 についての安彦氏のこの言葉を、私自身、自問自答し続けたいと思いました。
 この場を借りて、心より感謝申し上げます。 ありがとうございました!

 ご関心のある方は、拙レポートがどのように引用されたか、本書にご注目いただければ幸いです。 (=^ ^=)


※ 写真は、安彦良和、斉藤光政著 『原点 THE ORIGIN―戦争を描く、人間を描く』 (岩波書店) より。


スポンサーサイト

  • 2020.10.23 Friday
  • -
  • 13:30
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク
コメント
コメントする









calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
在日中国人33人のそれでも私たちが日本を好きな理由
在日中国人33人のそれでも私たちが日本を好きな理由 (JUGEMレビュー »)
趙 海成
小林さゆり/訳

【中国人著者が聞き出す本音の日本論】
『それでも私たちが中国に住む理由』、待望の姉妹本!
recommend
今こそ伝える日中100人
今こそ伝える日中100人 (JUGEMレビュー »)
北京大学日本校友会

日本と中国をつなぐ100人へのインタビュー集! 私も紹介していただきました。 お陰様でたちまち2刷に!!
recommend
在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由
在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由 (JUGEMレビュー »)

中国18都市に住む、日本人108人のリアルな証言! 取材・編集に携わりました。 5刷 好評発売中!
recommend
中国年鑑 (2012年版)
中国年鑑 (2012年版) (JUGEMレビュー »)

最新中国情報を網羅!
「暮らし」を執筆しています。
recommend
中国年鑑 (2011年版)
中国年鑑 (2011年版) (JUGEMレビュー »)

最新中国情報を網羅!
「暮らし」を執筆しています。
recommend
中国年鑑 (2010年版)
中国年鑑 (2010年版) (JUGEMレビュー »)

最新中国情報を網羅!
「暮らし」を執筆しています。
recommend
これが日本人だ!
これが日本人だ! (JUGEMレビュー »)
王 志強
小林さゆり/訳

【読んで首肯するか、立腹するか! ―― 中国人の対日認識を知るための必読書】
2刷 好評発売中!
recommend
北京探訪―知られざる歴史と今
北京探訪―知られざる歴史と今 (JUGEMレビュー »)

「大ブームに沸く 笑いの文化」を執筆しています。
recommend
出張に役立つ中国語―もう困らない、恥をかかない
出張に役立つ中国語―もう困らない、恥をかかない (JUGEMレビュー »)
ニューメディア研究所thinking

2005年アルク刊
コラムを執筆しています。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM