
昨日
2日は、ワタクシの○×回目の
誕生日だった。
もはや
恒例行事のようになっているが、今年も中国語の恩師である
楊先生、李先生夫妻 (仮名、中国では夫婦別姓) に祝いの席を設けてもらった。 息子さん家族も一緒に、シャレた洋風レストランで、にぎやかなひとときを過ごしたのである。
ふと、ほろ酔いかげんの楊先生が問いかけた。
「しゃおりん、ところで
例の問題はどうなった?」
は、はいっ! 私は襟を正す思いになった。
そうなのだ、例の問題とは、私の 「
個人問題」 (結婚問題) なのだが、先生方はまるで実の親のように私の “行く末” を案じてくださっている。 当の親はもはや諦めかけているようで、口を酸っぱくして言うことはなくなったが、気に掛けてもらうというのはやはりありがたいことである。
(問題の最大の原因は、私自身がなぜか?結婚に対して積極的じゃないからなのだが……)
楊先生はいった。
「しかし、あれですよ、しゃおりん。 相手をよく見定めなければなりません」
といいますと?
「中国には、こういう俗語があります。 “
好漢無好妻,頼漢娶花枝”。 つまり、好漢に良妻はなく、無頼者が美人をめとる、ということです」
奥さんの李先生が畳みかけた。
「こういう俗語もあるのよ。 “
男人不壊,女人不愛”。 女性は、まじめな男を好きにならないということ」
そして楊先生はもうひとつ、付け加えた。 「“
寧養賊子,不要痴兒”。 育てるなら悪人を、痴人はいらない。 つまり、悪人というのは悪賢いが、それだけ頭がよく回る。 嫁ぐなら悪い男のほうがいいし、育てるなら知恵者に育てなさい、ということなんです」
ほほう。
中国語にはいまも差別用語につながりそうな言葉があるが、さすがは何億もの
老百姓 (ラオバイシン、民衆) たちが語り伝えてきた言葉、一理あります。
しかし、私は 〈まてよ!?〉 とも思い直した。 もしやこういう俗語があるために、海賊版とか、毒ギョーザとか、メラミン混入の事件が発生するのかもしれない。 そう、「悪賢く生き抜くことこそ、カッコいい」 という思想や観念が小さいころから植え付けられているのかもしれないのだ。
それはともかく、前の晩にある集まりで、日本人実業家のKさんに、こういわれた。
「ボクはね、中島みゆきの
『悪女』 という歌が大好きなんですよ。 そういやあなた、
悪女って感じだね〜、アッハッハ!」
うーむ。 以前、北京に来訪した名物編集長のOさんには、初対面の宴席で 「
やり手ババア」 だといわれました。 本人、ちっともそんな器ではないと思っているのですが、もう、ここまできたら悪女でいくしかない? 無頼者を探して、
「頼漢VS悪女」 でいこうかしら (雰囲気、コワイけれど……)。
まあ、物事には必ず表と裏があるのだし、
清廉潔白なんてありえないご時世かもしれませんが……。 私はその一方で、コツコツ地道にやっていきたいと思っているんですよね。

先日は、経済評論家の
勝間和代さんの
新著を読んでいたら、意外にもこう書いてあった。
〈本を出版するときにも、それ以外の行動するときにも、私はポジティブ・フィードバック・ループ (好循環) をどう引き起こせばいいかを、いつも考えます〉
〈ですから、本も、まじめに作ってまじめに売りました。 (中略) 4Pの戦略を組んだら、あとは市場の情報を見ながら、継続的な改善を行っていくしかない〉 (『読書進化論 人はウェブで変わるのか。 本はウェブに負けたのか』、小学館101新書)
4Pとは、プロダクト (商品)、プライス (価格)、プレイス (流通チャネル)、プロモーション (広報宣伝) で、このマーケティング方法を基礎に、「まじめにやることだ」 というのである。 10冊の著書の発行部数が、2008年7月時点で
150万部を超えた人のマーケティングが、すこぶる真っ当な方法だった。
出版社のチームと売り上げ目標を設定し、販売後もブログやメディアを活用しながら、販促への共同作業を行うという地道な努力をしていたのだ。 なにごとも 「ローマは一日にして成らず」 「水滴石を穿(うが)つ」 であろう。
さて、この新しい1年、まじめにいくか、無頼派でいくか。 “
カツマー (勝間さん)
的みゆき派” でいこうかなどと、頭を悩ませている私であった。
※ 写真上は、ご馳走になった誕生日ケーキ! おいしかったです!
※ 写真下は、勝間和代・著 『読書進化論』。 ブログを通じて知り合った梅澤さんに、ご恵贈いただきました。 ありがとうございました!
※ SNSやメールでお祝いメッセージをくださった皆さん、ありがとうございました!
※ 最近、スカイプでメッセージをくださる面識のない方も多いのですが、こちらのほうはごめんなさい! チャットとネット電話をはじめると (そうでなくても不器用なので) 時間が足りなくなってしまいますので……。 m(-_-)m スマヌ