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映画 「ジョン・ラーべ」 の日本上映禁止、中国紙が報道

『法制晩報』 3.31 旧日本軍による 「南京大虐殺事件」 をテーマに描き、今年の第59回ベルリン国際映画祭でプレミア上映された話題の映画 ジョン・ラーべ (中国・フランス・ドイツ合作映画、フローリアン・ガレンベルガー監督) が、「日本での公開予定はない」 ことが中国メディアによって伝えられた。
 中国本土では4月28日から全国公開される予定。

 北京の夕刊紙 『法制晩報』 (3月31日付) によると、中国側の投資製作会社の関係者が 「仕方がない。 日本市場をあきらめるしかなかった」 として、日本側の大手映画配給会社が一様に配給を拒絶したことを明らかにしたという。

 記事はまた、「ジョン・ラーべ」 が日本で “上映禁止” になったとともに、中国でも知られる日本人俳優・香川照之さんが、事件の関係で戦犯指定を受ける可能性があった朝香宮鳩彦王 (あさかのみや・やすひこおう) を演じたことで、「日本世論の批判を受けている」 と報道。
 その上で、香川さんが地元メディアの取材に対し、「日本では、南京題材の映画は上映できないし、日本人もこうした映画は撮影できない。 だが、この映画が中国人の苦痛をいくらかでも取り除くことができたら。 それは日本人には阻止できないことだ」 とコメントしたことを伝えている。
 香川さんは、中国映画 「鬼が来た!」 や 「故郷の香り」 に出演していることで、中国の映画ファンにはよく知られている。

 「ジョン・ラーべ」 は、旧日本軍の南京攻略戦から多くの中国民間人を救った、“南京のシンドラー” こと、ドイツ人実業家のジョン・ラーベを描いた作品。
 中国本土では28日から公開予定。 ほかにドイツでの2日公開を皮切りにベルギー、イタリア、スペインなどの欧州各国で上映される予定だという。

 それにしても日本では、敏感な問題を扱っている映画のためか? はたまた深刻な戦争もので観客動員が見込めないためか? 公開予定はないとのこと。
 であるなら、なおのこと見たくなるのが人間の心理というもの。 「ジョン・ラーべ」 がどれだけ事件の真相に迫っているのか? 日本で “上映禁止” となった原因がどこにあるのか? 28日からの公開を楽しみにしたいと思う。

 中国では、ほかに事件を扱った中国映画南京!南京!(陸川監督) が4月末から公開される予定。


※ 写真は、『法制晩報』 (3月31日付) の関連記事。

※ 関連エントリー 
  〈 映画 「南京!南京!」、いよいよ中国公開へ 〉 (2009年3月21日付)


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  • 2017.12.09 Saturday
  • -
  • 12:30
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク
コメント
香川さんは戦争映画、とりわけ負け戦がピッタリの俳優ですね。彼が演じた水木しげるはまさに名演でした。

だから結構見てみたいんですけどね・・・
阿井さん: ありがとうございます。

>彼が演じた水木しげる
え?なにそれ?知らない!見ていません!

というわけで、ネットで検索してみると、
2007年8月12日にNHK総合で放送されたドラマ「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜」なんですね〜。DVDも出ているみたいだから、見てみたいです〜!
阿井さんは当時、まだ日本にいらしたんですね。

彼は、日本を代表する名優の1人だと思いますよ〜。
姜文監督の「鬼が来た!」は中国では一般公開されませんでしたが、映画ファンらが「地下上映会」などでこっそり見ていたのを知っています。(海賊版の)DVDなども出ていますしね。

>だから結構見てみたいんですけどね・・・
4月末は「南京」が話題になるのか??
ドキドキしながら結構楽しみにしています。。。
私なんかは「事実は事実。それをどうみつめるか」と思うんですが、やはりこういう映画は興行的には難しいんですかねぇ〜〜

日本人会の図書室で借りた「総統の子供たち」と言う小説?を読んだのですが、「戦犯」といわれる人たち全員が悪いわけではなく…

本当に戦争って言うのは人が人でなくなりますよね…
有る意味人であったら駄目なんでしょうかね…

思ったのですが、「勝てば官軍、負ければ賊軍」ですね…まさに…
いえ、そのドラマはニコニコ動画で見たんです・・・ドラマのアップロードは禁じられていますが、NHKが温情を示してくれて三日ぐらいニコニコにあったんですよ。

原作・作者ともに大好きだったので、雰囲気を崩さない演技に改めて感動しましたよ。
やーうぇんさん: ありがとうございます。

>興行的には難しいんですかねぇ〜〜
日本では難しいんでしょうね。おそらく政治的にも……。

>「事実は事実。それをどうみつめるか」
おっしゃる通りで、私なんかも、日本で公開すりゃあいいのに!と思いますよ。見たくない人は見なければいいのだし、見たところで思想的に影響されるかどうかもわからない。
海外で日本がどう描かれているのかを知る意味でも、上映すべきではないかと思います。
だって欧州諸国や中国が日本の陰口?をたたいているのに、それを知ろうとしない図式ではないですか?
上映できないというのは、逆に自信がないか、痛いところを突かれて、事実を認めたことの裏返しなのでしょうか??
「南京事件がなかった」という人たちも、見てから反論すればよいのでは?と思いますよ。

>有る意味人であったら駄目なんでしょうかね…
だから「鬼が来た!」。まさに人が鬼になってしまう凶暴性を秘めているのでしょう。

しかし今まさに北朝鮮の問題があり……。
なんだかきな臭い雰囲気ですよね。 (- -;) 
阿井さん: そうだったんですね〜〜。
しかしニコ動にあったとは! 動画サイトもなかなかやりますね〜〜!

>原作・作者ともに大好きだったので、雰囲気を崩さない演技に改めて感動しましたよ。
あーーっ!!! やっぱり見たい!
誰かまたこっそりアップしてくれないでしょうかね??^^;
思想的なことはあまり関係ないのでは?

ゴールデンウィークの競争が厳しい時は難しいでしょう。単館だったらありなのでは。

でも、そもそも中国でヒットしないと難しいと思いますが。
  • びんてん
  • 2009/04/02 12:21 AM
びんてん様: ありがとうございます。ご無沙汰しております・・・。

>思想的なことはあまり関係ないのでは?
見てみないとわかりませんが、バリバリの反日プロパガンダで、愛国主義の映画だったら……ノンポリの日本人なら反中国・嫌中国に走るかも知れませんよね??

>でも、そもそも中国でヒットしないと難しいと思いますが。
確かにですね……。しかも中国でヒットしても、日本で当たるとは限らないのが難しいところです……。 (--;)
中国在&#20026;&#36827;攻日本作民意上的准&#22791;
  • 2009/04/27 1:16 PM
>中国在為進攻日本作民意上的準備

是ma〜?
但這様的話,両個国家的憎恨和悲哀,永不磨滅的。。。
作&#20026;一个中国人&#35748;&#20026;&#20320;&#20204;日本人非常有必要看看&#36825;部片子
  • zhou
  • 2009/05/10 8:33 PM
>作為一個中国人認為イ尓們日本人非常有必要看看這部片子

zhou先生謝謝イ尓。
私は1つの中日が好きな歴史で、日本語を学んでしかし漫画と日の劇の人を好きでないで、だから私も日にキスしないで、しかし私は多くの日本の友達がいて、ずっと日本語の私を学んで日本軍の発音がとても良いと感じて、日本人が演じるのであるべきで、日本の軍国主義の更に深い理解に対して、ある日歩兵銃を提げて一大に対して日本の人民代表大会を積み上げて”の東京はあなたたちのないよを叫ぶことができることを望みます”,戦争の前でため、少しの人は野獣になりませんことができます
  • 2009/05/13 9:42 PM
日本の映画会社に売れなかっただけのことで
「禁止」じゃなく「売れず」てことでしょうね。日本人俳優が日本の世論に非難されているてのも聞いたこと無いですし、やはり中国
紙らしいでっち上げだなあと感心しました。

中国紙には、最近中国の学者までが南京大虐殺30万人なんてのが「政治的数字」つまりプロパガンダであることを認めたことを自国で報じてもらいたいものですね。
  • 武器商人
  • 2009/05/14 3:43 AM
無名氏さん: ありがとうございます。

なんとなく、言わんとすることがわかりました。
きっと、中国語の文章を翻訳ソフトにかけてくださったんですね。わざわざありがとう!^^
武器商人さん: ありがとうございます。
コメントのお返事が遅れましてすみません。。。ようやく北京に戻りました〜〜!^^

まずは、見逃していた「ジョン・ラーべ」を見なくっちゃ、というところですが……。

>つまりプロパガンダであることを認めたことを自国で報じてもらいたいものですね。

そうでしたか。寡聞にして知りませんでしたが、それは興味深いですね!
30万人説は、たしか江沢民さんの時代に南京の記念館前に「30万人」の碑が建てられて、定着したような記憶が。。。
中国のその学者さん、勇気ある発言をされましたね。客観的な研究が進むことを祈っています。
売春婦を従軍慰安婦に仕立てたり、シナの屠城洗城による数千万人の人骨がーを、日本にスリカエたりは、社会党の田辺委員長時代の日本破壊工作の一環ですょ。。
草莽愛知実行委員会さま:

先の戦争の悲劇を描いた「満蒙開拓団」のドキュメンタリー映画「嗚呼 満蒙開拓団」と、それによって中国大陸で亡くなった日本人が、中国の人々に手あつく葬られた「方正地区日本人公墓」について、考える機会がありましたので、新しいエントリーにまとめました。

こちらもどうぞご覧になってみてください。

■映画 「嗚呼 満蒙開拓団」 と趙喜晨さんが語る歴史 (2010年1月24日付)
http://pekin-media.jugem.jp/?eid=786
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