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「比較的、理性的な日本人論」、『これが日本人だ!』 

 さてさて、「毒を食らわば……」 状態のワタクシでございます。 ^^;
 翻訳書これが日本人だ!(王志強・著、小林さゆり・訳、バジリコ刊) について、各方面からいただいたご感想やらブックレビューやらをご紹介しておりますが、今回、注目したいのはこちらっ!!

 北京の先輩ブロガー、ひろちゃいなさんのエントリー 「比較的、理性的に書かれた中国人の 『日本人論』。 賛同できない点もありますが、各方面の論点を集約して良く書かれています」 (タイトル長いっすね ^^;)。

 ブログ 「●北京の足音● 北京に住んで、見たまま感じたまま」 の9月25日付エントリーです。

 本書の内容を引用しながら、長文にわたるレビューを綴ってくださいました。 文字数をざっとカウントしてみたら、3400字余り! 400字詰め原稿用紙で、8枚半 ((@。@;))) 
 引用文を打ち込むのだけでも大変だったかと思いますが、それだけ熱心に、真剣に読んでくださったのですね。 いやはや本当にありがとうございます!! ^^

 で、そのレビューでは、「比較的理性的」 に書かれていると評価しながらも、「よく出来た雑誌の “日本特集号”」 「『日本人論』 ではなく各方面の論点を集約した 『日本人解説書』」 だと、キッパリ断じておられます。
 なるほど、そうかもしれません。 確かに、表紙にも 「日本および日本人の解説書」 と書いてあるのですよね。

 さらに、ひろちゃいなさんはエントリー・タイトルに象徴されているとおり 「賛同できない点」 をこの一編にまとめられています。
 ――模倣と学習によって自らを発展させるやり方は、最も容易であり、コストを節約でき、スピーディな方法論であり、日本文化の神髄である。そして、このようなやり方を採用するのは世界史上でも日本という国家と民族以外におそらくないであろう。 (本書引用)

 これが中国人による日本人論であるとしたら、反論するのには大変骨が折れます。 僕の拙い経験から言えば、この言葉はそっくり現代の中国人に向けてお返ししたいと思います――

 ――確かに日本人の発明はそれほど多くはない。その生産能力や開発の結果、経済の実力と比べると、単なる不釣合い以上のものがある。世界の隅々にまで蔓延る日本の製品であるが、その基本原理や理論、技術が日本人の発明によるものは極めて少ない。 (本書引用)

 この著書が ”特集号” に過ぎないとある意味酷評したのは、こういう箇所が原因かもしれません。 これも典型的な “思いたい症候群” に属する中国人の考え方だと思います。
 実際、世界の核心理論や技術で日本人の発明によるものは、決して少なくありません。 ノーベル賞の受賞者や原理特許の数からもそのことがわかります――

 などなど。 ひろちゃいなさんのこのレビューで、本書1冊を読破したような気さえします。 それだけ、日本人からして違和感を覚えるところ、異論・反論部分が1つにまとまっており、わかりやすいからでしょう。
 そして、本書への反論だけでなく、認めてくださっているところもあります。

 ――日本の文明や歴史から紐解き、よく調べ上げて書かれていて楽しめました (中略)。
 (日本人解説書) だからといって、内容が誤解や偏見に満ちたレベルの低いものではありません。 本の帯の言葉にあるように、ナショナリズムや特定の立場に立った記述はかなり抑制されて書かれています。
 日本における天皇の位置づけに関する記述や、日本人の働き方など、感心する解説も多くありました――

 ふむふむ、そうですね。 著者の王志強さんはなにも反日活動家でも嫌日派でもないし、特定の政治的立場を有すナショナリストでもありません。
 そういう胡散臭さが感じられず、比較的ニュートラルなので、日本人の私たちも、聞くべきところがあるのでは? ちょっと耳を傾けてみようか? という気持ちにさせられるのかもしれませんね。

 ひろちゃいなさん渾身のブックレビューです。 ご関心のある方は、ぜひお読みになってみてください。^^

※ ブログ 「●北京の足音● 北京に住んで、見たまま感じたまま」 (9月25日付)
 「比較的、理性的に書かれた中国人の 『日本人論』。 賛同できない点もありますが、各方面の論点を集約して良く書かれています」


 そうそう、レビューの始めに 「彼女が渾身の力を込めて翻訳した」 とありました。 “千里眼” でのぞかれたかのようで、ちょっと気恥ずかしかったです。 ^^;)>
 「渾身の力」 というより、版権契約にこぎつけるまでに予想以上の時間がかかったことが、一番ヤキモキさせられましたね。 翻訳自体は少しずつ進めまして、まあ、それも結果として時間がかかってしまった原因の1つなのですけれども……。

 ひろちゃいなさんには、レビューの掲載、改めまして御礼を申し上げます!
 そして皆さまからのご感想も、まだまだお待ちしておりますよ〜〜。
 今後とも、よろしくお願いいたします〜〜!! ^^)/~~


※ 画像は、「●北京の足音● 北京に住んで、見たまま感じたまま」 より。



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  • 2020.02.29 Saturday
  • -
  • 11:00
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コメント
こ、こんなに取り上げていただいて、恐縮です。^^;)>
書き忘れたのですが、しゃおりんは、なかなか日本語うまいね。日本人だからってことはないですよ。うん、とてもちゃんとしてる。

でも、・・・まる1日、コメントないねぇ。

ひろちゃいな様: ご本人自らのコメント、ありがとうございます!^^

>こ、こんなに取り上げていただいて、恐縮です。^^;)>
絵文字がカワイイ! ひろちゃいなさんの3400字には及びませんけれども。。。^^;

>うん、とてもちゃんとしてる。
ありがとうございます。さらに精進したいと思います。。。

>でも、・・・まる1日、コメントないねぇ。
あ、でもアクセス数は多かったですよ!

そうそう今日はよろしくお願いいたします!
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