日販と中国国家図書館が図書寄贈契約を調印、この35年で計31万冊に

中国国家図書館 【日中 図書 ブログ】

 日本の国立国会図書館に当たる中国国家図書館は6月12日、東京都内で、日本出版販売株式会社 (日販) との間において図書寄贈の契約書に調印しました。 中国メディア、中国新聞などが同日、これを報道しました。

 それによると、調印式には中国国家図書館の魏大威副館長、日販の平林彰社長が出席。
 魏副館長は 「(友好事業である) “日本出版物文庫閲覧室” は、1983年に正式開設して以来、一貫して中国の読者に対し、有益で最新の日本の出版物を寄贈してこられた。 双方は継続的な図書寄贈や人的交流を通して、両国の図書出版交流と民間の友好をさらに推進していくことだろう」 とあいさつ。
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中国イノベーションのミューズ、AI少女の「小氷(シャオビン)」が初の詩集を刊行

小氷著『阳光失了玻璃窗』 【中国 図書 ブログ】

 このところ、スマホ決済や自転車シェアリングなどハイテク産業がめざましく発達している中国。

 国家発展プランである 「第13次5カ年計画」 (2016〜2020年) の政策方針の第1に 創新イノベーション) が掲げられ (※)、具体的にはビッグデータやロボット、バイオ、脳科学、量子通信といった科学技術の重要プロジェクトが、国を挙げて推進されているところだからです。

 (※) 「第13次5カ年計画」 の政策方針は、〜録掘淵ぅ離戞璽轡腑鵝 協調 N仗А淵哀蝓璽鵝 こ放 ザΦ(シェアリング) の5つの柱からなる。

小氷のアイコン こうしたなか、ロボット・脳科学イノベーションの成果の1つともいえる人工知能 (AI) の活躍が、中国で注目を集めています。

 そのAIの名は 小氷 (シャオビン、英語名: XiaoIce、シャオアイス)。 

 米IT大手マイクロソフトの研究機関であるマイクロソフトリサーチ (MSR) が、その最先端ハイテクを駆使して作り上げた中国向けのAI少女です。
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東大・中文の藤井省三教授、コラム第7回― 「杭州の魯迅桜」

北京・龍潭公園のソメイヨシノ_1 【中国 コラム ブログ】

 東京大学の藤井省三教授 (現代中国語圏文学・映画専攻) が、『日本経済新聞』 中国語ネットの 「日経中文網」 に連載されているコラムの第7回がこのほど、公開されました。

 藤井教授ご本人より、お知らせをいただきました。
 連載コラムは 「老外汉学家的车轱辘话」 (老外漢学家の繰り言) という、なんともユニークな響きのタイトルです。

 今回のテーマは 杭州の魯迅桜
 今年3月中旬、中国の杭州師範大学 (浙江省杭州市) での講演のため、37年ぶりに杭州を訪れたという藤井教授。
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【中国人の読書調査2017】 自己啓発本に若者の関心高まる

 『未来簡史』   『専注』

 【中国 図書 ブログ】
 今年もユネスコの世界図書・著作権デー (世界読書デー:4月23日) を迎え、このほど中国でさまざまな読書調査レポートが公開されました。

 そのうちの1つ、本社を北京に置く、中国の電子書籍事業トップクラスの 「掌閲 (zhangyue) 科技股份有限公司」 (以下「掌閲社」と略) が公開した 「2017青年閲読レポート」 によると、若者たちの読書志向が 自己啓発、自己成長 ジャンルにあることがわかったそうです。
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中国人に広がる“漢字健忘症”にマッタ! 「漢字デー」創設の声上がる

“漢字健忘症”のイラスト 【中国 図書 ブログ】

 インターネット時代のいま、パソコンやスマートホン (スマホ) の普及によって、漢字の国・中国の人々の間でうっかり漢字を忘れたり、漢字が書けなくなったりする “失書症” “漢字健忘症” を自覚する人が増えています。

 今年3月に北京で開かれた中国の政策決定の重要会議 「両会」 (国会に相当する全国人民代表大会=全人代と、国政助言機関の中国人民政治協商会議=政協) でも、多くの代表や委員から、これに マッタ をかけようとするさまざまな提言がありました。
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目指すは純文学?それともネット有名人? 岐路に立つ 「90後」作家たち

  徐暢著『我看見夏天在毁滅』  王蘇辛著『白夜照相館』

 【中国 図書 ブログ】
 中国でいま、流行の最先端をリードするのが、1990年代生まれの 90後 (九零後、ジュウリンホウ) といわれる若者たちです。

 今年18〜27歳になる若い世代で、その大きな特徴は、幼少のころからインターネットやITに親しむデジタルネイティブであるということ。 視野が広い一方で、一人っ子世代で甘やかされて育ったため、わがままなところもあるとされます。

 こうした新世代の若者たちに、中国文壇も熱い視線を注いでいます。
 「まもなく作家の世代交代が起こる。 『90後』 が文学界を席巻するだろう」 (解放網) というのです。
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話題の現代中国小説 『闇夜におまえを思ってもどうにもならない』 を翻訳した杉本万里子さん インタビュー

杉本万里子さん 【中国 小説 ブログ】

 飢えと性……文革期の黄土高原舞台に、極限状態に置かれた人間の本質に迫る

 『楢山節考』の中国版 と海外で評され、ノーベル文学賞選考委員の目にも留まった、話題の現代中国小説 闇夜におまえを思ってもどうにもならない――温家窰村の風景 (曹乃謙著、杉本万里子訳) がこのほど、論創社から翻訳出版された。

 山西省北部に伝わる “乞食節” の調べにのせて、文革 (1966−76年) の真っ只中の寒村 「温家窰(ウェン・ジャーヤオ)村」 で暮らす老若男女の生き様を、簡潔かつ真に迫った文体で描き出す。 中国語 (繁体字・簡体字)、スウェーデン語、英語、フランス語に続いて、待望の邦訳となった。
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北京っ子の読書スタイル:紙よりもデジタルが優勢―中国図書関連ニュース

中国国家図書館 【中国 図書 ブログ】

 北京っ子の読書量は、年間一人当たり10.88冊で、国内トップレベル。

 読書スタイルは、全国的傾向を裏付けるかのように、北京でも 紙よりもデジタルが優勢 であることがわかりました――。

 このほど北京で明らかにされた市民の 「閲読総合評価レポート」 のほか、最新の中国図書関連ニュースを4本まとめてお届けします――。
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出版社の改名ラッシュに人気の外国小説など――中国図書出版ニュース

  「故宮出版社」HP

 【中国 図書 ブログ】
 中国国内の出版社にここ数年、改名ラッシュ の波が押し寄せている!?

 また、2016年上半期のベストセラーランキング (文芸部門) で、上位を占めたのが日本や外国の小説の翻訳版だった――。

 今回の東京便りは、そんな 中国の出版事情のいま を知る、最新ニュースを2本まとめてお届けします。

■ 中国の出版社に改名ラッシュの波!?
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ヒューゴー賞にノミネート! 中国人女性作家・郝景芳さんの 「折叠北京」

ヒューゴー賞ノミネート作品 【中国 文学 ブログ】

 いささか旧聞に属するニュースかもしれませんが……。

 中国・天津出身の女性作家・郝景芳さんのSF小説 折叠北京 (折り重ねの北京、英語題 「Folding Beijing」) が4月27日 (北京時間)、第74回ヒューゴー賞 (中短編部門) にノミネートされたことが明らかとなりました。

 ヒューゴー賞は、米SF界の功労者であるヒューゴー・ガーンズバックにちなんで1953年に創設された、いわばSF文学版の “アカデミー賞”。
 米SFファンタジー作家協会が選ぶネビュラ賞と並んで、世界でもっとも権威のあるSF文学賞とされています。 前年に英語で発表されたSF作品を対象に、SFファンの投票で受賞作が決定されているのだとか。
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